ブリキのおもちゃの歩行ユニットを利用して作品を制作して発表、値段を付けて販売するという企画展です。現代アート作家、藤本由紀夫さんやヤノベケンジさん、イラストレーターの伊藤正道さんや、関西で活躍中のタカイヨシカズさんをはじめとしてたくさんの参加者がありました。
WIRE NET JUGLLINGはお客様に購入していただいたので手元にないため正月休みに制作して現在有馬玩具博物館の展示室で展示していただいています。
展示品の解説の時間には動きをご覧いただけるそうです。動きを見ないとこの作品の面白さはわからないといっていいでしょう。
またまた手元に作品がないのでもう一点製作中です。
製作手順も3点目なのでのでそこそこ手慣れた感じで作ってゆきますが、やはり金網の製作が難しい部分があっていつも同じようにはゆきません。そこが手作りの良いところかもしれませんが。
一番難しいところは腕の動きと玉の動きが一体化しないといけないのでその調整でしょうか。
昔からおもちゃ業界では調子ものといって量産品のブリキ玩具でも最後に一点ずつ職人が調子を見てレバーやロッドの調整をヤットコでしたものだそうです。
カムやクランクの微調整で一番良い動きをするところを決めるのが職人技だったんでしょうね。
(C) OSAKA TIN TOY INSTITUTE/nobuo kumagai/2011
(C) nisai 2011
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