山下信夫さんは1980年代よりブリキ(正確には建材用トタン板)を使って黄金時代の日本製ブリキ玩具のテイストを盛り込んだ作品を制作してきました。
ブリキ板を切って、ロボットなどのリベットを表現するために裏側からポンチで一点ずつ打ち込んで表現しています。ブリキ玩具の接合の基本的な座金止め、爪止め等を踏襲して当時もののブリキ玩具を表現しています。
主にロボット、SF系の作品が多いですが、中には自動車や、ボンネットバス、宇宙船やスクーター等の作品もあります。
30年余りのキャリアがあるのでその表現力はベテランの域に達していてどの作品を見ても、ブリキ玩具の魅力的なエレメントを備えていて世界中からの称賛を浴びています。
特に、アメリカでのコレクターに中ではその存在がクローズアップされていて、ブリキロボットの世界では有名な某コレクターには新作の出来上がるのを楽しみに購入されています。
作者自身も今年は精力的に創作活動をしてゆきたいと抱負を語っています。
3月の中旬には作品の展示即売会も予定していますので今後の情報をチェックして頂ければと思います。
(C) OSAKA TIN TOY INSTITUTE/nobuo kumagai/2011
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