2月11日から13日まで岡山県美作市湯郷温泉でおもちゃフェスティバルがありました。
その中で第一回おもちゃサミットが開催されました。
私もおもちゃの講演ということで参加させて頂きました。
『日本のブリキのオモチャの歴史とその魅力』というテーマでおもちゃの画像をご覧いただきながら日本製のおもちゃの歴史と玩具の特徴と魅力について1時間ばかりお話しさせて頂きました。
湯郷温泉は昨年からおもちゃ関連の施設が3カ所誕生して散策をしながらそれぞれ特徴の有る施設を巡るという楽しみができる温泉町になっています。
東粟倉にあった現代玩具博物館が美作市営の
「現代玩具博物館、オルゴール夢館」に生まれ変わりました。
岡山在住の水島昭さんのコレクションの寄贈が有り、これも湯郷温泉の公営の資料館として
「鉄道模型館&レトロおもちゃ館」として大きな展示室を持っています。中にしつらえられたNゲージのレイアウトは京都精華大学の学生さんが製作担当したもので、自分で電車の走行ができる様になっていて思い思いの列車をコントロールして運転手気分を味わえます。
水島さんのコレクションは鉄道模型から、ミニカー、キャラクターもの等多種に渡っています。
「あの日のおもちゃ箱ー昭和館」は昭和時代のレトロなものがたくさん展示されている資料館で、おもちゃから日用品、電化製品、漫画少年月刊誌等展示品はどれを見ても懐かしいものばかりです。
画家の竹中さんがこつこつと蒐集した膨大なコレクションがレトロな雰囲気の展示室に飾られています。
このようにおもちゃ関連施設が揃っていることから町ではおもちゃのまち宣言をして広く全国から湯郷温泉に来ていただけたらという思いで毎年サミットを開催するということです。
当日はマスコミの告知も多数あり、お子様連れ等のグループが町中の資料館巡りをする姿をたくさん見ました。
おもちゃサミットin湯郷温泉画像
(C) OSAKA TIN TOY INSTITUTE/nobuo kumagai/2011